サービス

社長挨拶

株主の皆様へ

株主の皆様におかれましては、平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
当社は海上安全の確保を社是とする曳船会社であり、1947年(昭和22年)の創業以来一貫して、船舶の安全な航行と岸壁への離着桟のサポート、緊急出動等を通じて、東京湾全域での海難事故や海上災害の防止、海洋環境の保全に貢献すべく業務に従事してまいりました。
当社の事業の根幹である東京湾における曳船事業は、危険物積載船および大型船の進路警戒業務(エスコート業務)と、湾内各港湾における船舶の離着桟の安全のためのハーバータグ業務を柱としております。
東京湾口を基点とする浦賀水道・中ノ瀬航路は、首都圏を控えた海上交通が最も輻輳する海域であり、最も事故リスクの高い航路です。当社は1965年(昭和40年)より今日まで52年間に亘り同海域で、タンカー、LNG船等の危険物積載船やコンテナ船、鉱石船等の大型船舶に対して進路警戒業務を行ってまいりました。今後も気象・海象条件の厳しい同海域において船舶の安全を確保し、海難事故の未然防止に万全を期する所存であります。
当社がハーバータグ業務に従事する東京湾内の横浜、川崎、千葉、ならびに横須賀の各港はエネルギー、各種原材料等の輸入や日本経済を支える自動車、鉄鋼製品、工業製品の輸出が行われている重要港湾であります。船舶の離接岸補助作業は、複雑な港湾の地形からも、極めて高度な技術が要求されます。当社はこの業務を通じて港湾の円滑な運営に寄与してきました。
現在当社は、会社の維持、成長のために様々な経営課題に取り組んでいます。
まず、長年の懸案であります曳船運航定員削減を実現し、曳船の運航コスト削減を図ってゆきます。
また、将来予想される船員の供給不足に対処し、長期に亘り乗組員の技能水準を維持・向上するために、乗組員の教育訓練に注力しています。
当社は、曳船サービスを継続的に改善するために船隊整備を進めてまいります。近年の作業対象船舶の大型化、多様化に対処した作業効率の高い曳船や、環境への負荷が低い曳船を開発・建造し運航してゆきます。
併せて、当社の経営資源を活用した内外の新規プロジェクトや事業の開拓にも引き続き取り組んでまいります。また、グループ全体での収益性の向上に努めてゆきます。
曳船業界を取り巻く経済環境は、東日本大震災の影響が未だ続いており入出港船舶が低迷していることに加え、原油高という厳しい局面ではありますが、当社は今後とも安全で迅速な曳船サービスを提供し続けることにより、海上安全のプロフェッショナルとして船会社、代理店、ターミナル、造船所、危険物荷主、水先人等のお客様や海事関係者の信頼を確保してゆきたいと考えています。
当社はこれらの課題の実現に経営努力を傾注することにより、株主の皆様の利益を最大限確保してゆく所存であります。
株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
齊藤 宏之

東京汽船
Commitment to Maririme Safety
Copyright © 2012 Tokyo Kisen Co ltd.. All Rights Reserved.